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株式会社オプトロンサイエンス | 光ファイバ・コリメータ・レーザー発振器

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ピコ秒パルス半導体レーザー OPG-1000NIM

本装置は半導体レーザーダイオード(LD)をNIM規格対応にしたモデルとなります。


【製品仕様】

  • ピコ秒パルス:40ps~80ps,typ. 
  • 多彩な波長:375,405,639,655,780,850nm 
  • 外部 アナログ変調・デジタル変調 可能
  • 2波長を同時に駆動可能
  • 高いコストパフォーマンス
  • ファイバー出力対応可 (オプション)
  • LAN、RS-232C、USBも接続可 (オプション)
OPG-1000NIM仕様表
Rf変調周波数 10kHz~1GHz
変調入力インピーダンス 50Ω
最大RF変調入力レベル 0dBm(0.632Vp-p 正弦波)
パルス変調周波数 単発~200MHz(入力パルス幅は2ns以上必要)
パルス変調入力レベル 出荷時TTL,ECL,PECLのいずれかに設定
最大入力±10V
パルストリガ 正極性、Rising Edge
光出力範囲 ヘッドの種類に依存
パルス駆動時のパルス幅 出荷時、出力パルス幅一定(100ps以下)か入力パルス幅に設定
動作周囲温度 +10~+40℃
保存周囲温度 -10~+50℃
動作・保存周囲湿度 70%以下(結露しないこと)
電源 DC+/-12V、DC+6V
外形寸法
  • NIM2幅
  • 68.4(W)x221(D)x242.6(H)mm
重量
  • 本体 1.2kg

※ 仕様等は予告なく変更する場合があります。カスタマイズにも対応できます。

アプリケーション:

◆ 時間分解蛍光スペクトル測定
◆ 生化学分析
◆ 光電子デバイスの時間応答特性評価
◆ 光トモグラフィ
◆ 半導体フォトルミネセンス測定
◆ ファイバー性能評価

 

■ 応用例1 蛍光寿命測定
蛍光寿命測定は基礎物理学や生命科学の分野で広く利用されている解析技術です。 図のようにレーザーパルスを測定対象に照射し、蛍光の寿命を光子レベルで計数します。 これらの測定に使用するためのレーザーパルスは、安定した光出力と非常に小さなパルス幅が必要となります。 OPG-1000PLは温度補償を含め、安定的な80ps以下のパルスを発生することで測定精度向上に貢献します。?
蛍光寿命測定

 

■ 応用例2 ファイバー性能評価
100ps以下のパルスは単純計算で3GHzの帯域幅を有することになり、 各種の高速光ディテクターの応答試験に用いることができるほか、 光ファイバー等の信号伝送線路の帯域幅評価にも用いることができます。 下図にインパルス応答のフーリエ変換から、1mmφプラスチックファイバー50mの 伝送帯域を測定した例を示します。光ディテクターには1.5mmφのSiPINを用い、 光ファイバーの出射光の全モードを受光しています。ディテクター出力の増幅には帯域幅20kHz?1GHz、 ゲイン30dBのアンプを用い、出力を500MHz帯域のデジタルオシロで観測しました。 ファイバ50mで得られた波形のフーリエ変換と1mで得られたもののパワー比を 取ることで光ファイバーの帯域特性が求められます。この例では50mで240MHzの帯域幅となりました。?
ファイバー性能評価

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