HVA シリーズは、異なるゲイン設定でもバンド幅が一定で、高速シグナルやパルスの測定に非常に有用です。また出力オフセットが調整でき、真の DC カップリングが可能ですので、オシロスコープの AC 設定によるデカップルを避け、測定のアンダーシュートとベースラインを抑制できます。また最小インプットノイズは 0.9 nV/√Hz と小さく、小信号のアンプでの高い S/N 比が得られます。デジタルコードやトランジェントのように、μs から ms までパルス幅が変化する場合にも、正確にパルスアンプできます。

最適な S/N 性能を得るためには、必要なシグナルバンド幅に相当する十分なバンド幅をもつアンプが必要です。一方バンド幅が不必要に高いと、ワイドバンドノイズが高く なります。HVA シリーズには、カットオフ周波数が異なる三つのモデルがございます。測定条件に応じて最適なモデルをお選びください。