FEMTO Messtechnik GmbHは、低雑音増幅器モジュールの大手メーカーです。1993年に創業以来、製品に関しての方向性は明確で、「洗練された信号回復のためのツール」です。同社製品が世界各国の微弱信号のアンプを必要とする科学者、研究者に愛用されています。会社はベルリン/ドイツにあり、主な顧客アプリケーションとしては分光法、フォトニクス、表面分析、品質管理、プロセス制御、レーザー物理学などとなります。
200MHz フォトレシーバ (HCA-S-200シリーズ)
HCA-S-200M シリーズは、高速フォトダイオードと Femto 社製 高速カレントアンプ の技術を組合わせた 200 MHz フォトレシーバです。 ダイオードタイプは Si 製または InGaAs 製の二種類で、波長域はそれぞれ 320~1000 nm と 900~1700 nm です。トランスインピーダンスは 2 x 104 V/A で、最大変換利得は InGaAs モデルで 1550 nm で 2 x 104 V/W です。洗練された DC カップルマルチステージアンプ設計により、最小立上り時間 1.8 ns に相当するバンド幅 DC ~ 200 MHz の測定ができます。最小 NEP 値は約 6 pW/√Hz で、μWレンジの光パワーシグナルも余計な平均化を行うことなく検出できます。
- ◆ 波長範囲 400 ~ 1700 nm
- ◆ バンド幅 DC ~ 400kHz
- ◆ 最大変換ゲイン 107 V/W
- ◆ 最小 NEP 75 fW/√Hz
モデル名 |
HCA-S-200M-SI |
HCA-S-200M-IN |
フォトダイオード |
φ0.8mm Si PIN |
φ0.3mm InGaAs PIN |
波長範囲 |
320 ~ 1000nm |
900 ~ 1700nm |
バンド幅 [-3 dB] |
DC ~ 200MHz |
DC ~ 200MHz |
立ち上がり / 立ち下がり時間 (10 – 90%) |
1.8ns |
1.8ns |
トランスインピーダンスゲイン |
2 x 104 V/A |
2 x 104 V/A |
最大変換ゲイン |
1.1 x 104V/W (@ 800nm) |
1.9 x 104V/W (@ 1550nm) |
最小 NEP (@ 10kHz) |
10pW/√Hz (@ 800nm) |
5.2pW/√Hz (@ 1550nm) |
光入力方式 |
空間 / FC / SMA |
空間 / FC |
カタログ |
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- ・分光
- ・高速パルス / トランジェント測定
- ・光トリガー
- ・オシロスコープ、A/Dコンバーター並びにRFロックインアンプ用光フロントエンド
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